ダクタリブログ
19. 家族の一員 −屋外でも「ふれあい」を大切に−
2010.01.04
   犬の気持ちからすれば、犬は家庭や家族の一員、人間の仲間として生活しているのです。もともと人間に似て「群れ」がなくては生活できない動物ですから、人とともに暮らす犬は、まさに家族の一員と自覚して生活しています。
 もし屋内で飼えず、一日の大部分を屋外で過ごすとしても、それは人間が外出するのと同じ感覚であるのが理想です。帰る「家」がなければいけません。それでこそ、犬も人間社会に溶け込むことができ、しつけもうまくいき届くのです。
 このように考えてみると、それぞれの家庭生活環境にふさわしい種類、品種、個体を選ぶことなどがいかに大切かが、お分かりになるでしょう。思いつきや、飛びつき飼いはいけません。
 ようやく日本でも犬を番犬として屋外に鎖でつなぐような家は減ってきました。ホコリはもとより暑さ、寒さ、湿気、雨、風にさらされるばかりではなく、犬にとっては一番大切なファミリーがいない、仲間がいないということになります。
 犬にとって一番つらいのは、大好きなファミリーと十分にふれあえないことです。屋外で過ごす犬は家庭内で過ごす犬と比べると、常に、より強いストレスを受けているわけで、それだけ寿命も短くなるのは当然です。家の中で、家庭、家族の一員として犬と暮らす気持ちがなければ、犬は飼わないほうが良いと思います。
 それでも屋外で飼うことになる場合は、 1.犬舎はできるだけ家族のいる居間の近くに置くこと 2.南向きで風通しの良い場所にすること 3.強い日差しは、一日中避けられるようにつくってあげること 4.犬舎の屋根とは別に、屋根を設けること 5.ノミや蚊から守るように必ず獣医師のアドバイスを守ること 6.家族のみんなが毎日できるだけふれあってやること―などを守れることが、大切なポイントになります。
(産経新聞生活改革面掲載済み)

  

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